次期カローラの成否
カローラが今年 モデルチェンジされますが その成否は基本コンセプトにあります
カローラの使命は世界のベストセラー つまり 最も多くの人によろこばれるクルマです
その基本コンセプトはひとつのプラットフォームで最も多くの人によろこばれるクルマ
現在で言えば 最も大きな市場(ボディバリエーション)つまり
セダン ワゴン ミニバン コマーシャル(バン)できればワンボックスが魅力的なデザインで構成できるかどうかです
クルマで最もコストがかかるのがエンジンや床構造そしてサスペンション トランスミッションですが
それらのワンセットをプラットフォームと呼びます
その最も高価な部品をベースにして自動車を構成します
いまクルマのバリエーションで最も有効な区分けはボディバリエーションです
(コストの面でもプラットフォームの次に高価な部分です)
そのボディバリエーションを如何に構成するかが鍵となります
フィットに負けたカローラはこの点のミスがありました
三列シート車がうまく設計できなかったからです
あるいは三列シート車市場を小さく見誤っていたからかもしれません
今度のカローラではミニバンをどのように企画できるか 特にそのデザイン
低床プラットフォームができていれば万全です