個性を重んずる文化とファッションは強い関係がありそう
(1)ひとりひとり違っていることを大切にする文化 と
(2)みんな仲良く 同じであることに安心する文化 では
ファッションへの重要性が違ってくるのではないか
つまり
(1)ヨーロッパのように 個人を尊重する国では 当然
装いとしてのファッションが重要で
なおかつ 独自性を出すことに重要性が求められる
(2)他方 出る杭を打つ という傾向の強い日本社会では
みんなと同じことが大切なので 個性的なファッションは特別視される
江戸時代の かぶくひとたち
現代では 原宿にあつまる人たちなど 限られた人
いわゆる変わり者が 新しいファションを作り出しているにすぎない
だからこそ 限られた人たちは先鋭化し
かえって海外からの注目度のほうが高くなる